他人の悩みに対してはアドバイスができるけれど、いざ自分の悩み事になるとクヨクヨといつまでも考え込んでしまう。
そんな方が多いと思います。
今回はそんなときの対処法を一つご紹介します。
それは、紙に書いてみることです。
なぜ、自分の悩み事だといつまでも考え込んでしまうのか。
理由は簡単で、頭の中で考えようとしているからです。
では、なぜ頭の中で考えることが良くないのか。
それは、人間の脳は1つの問題を頭の中でリピートする癖があるからです。
一日中その一つの悩みを考え、まるで何十個も悩みがあるように感じてしまいます。
頭の中で考えるのがダメならばどこで考えればよいのか。
もちろん頭の外です。
それで誰でもすぐにできる方法が紙に書きだしてみることです。
一枚の紙に今悩んでいることを全て書き出してみてください。
そうすると、実感するのですが、悩んでいる数は実際は少ないことに気が付きます。
すると、少しずつ気持ちが楽になってきます。
そうしたら、次のステップがあります。
書き出した悩み事に対して、どうしたらいいのかを紙に書きながら紙と相談をします。
どういうことかというと、
相談する自分と、その相談に対してアドバイスを与える自分の会話を紙に書き出します。
例えば、転職で悩んでいるとすれば、
「転職したいと思っているけど、なかなか決断ができなくて悩んでいる。」
「なんで転職したいの?」
「今の仕事の残業が多くて、体力的にきついからかな。」
「どんな仕事に転職しようか決まっているの?」
「特には決まっていないかな。やりがいを感じられる仕事がいいな。」
「じゃあ、なんでなかなか決断できないのかな?」
「具体的にどこの会社がいいのか自分の中でも分からないままでいるからかな。」
「そうだね。まず自分に合っていると思う会社を探すことから始めようか。
どのくらいの期間でいくつまでなら探せそう?」
「2週間あれば3社探せる。」
こんな感じで紙面上で会話してみると、意外と状況を整理することができ、
客観的に捉えることができます。
この作業が悩みを具体化することになります。
私も具体化することを始めてから、感情で動くのではなく、
問題点や解決策を冷静に考える習慣がついてきました。
人間はどうしても感情で動いてしまう生き物ですが、具体化する習慣を身に付けることで、考えて行動するようになります。
この具体化することはYouTubeでも有名な方々が実践しています。
是非、参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。