今回も引き続きヒューマンエラーの記事を書きます。
ヒューマンエラーに潜む要因についてです。
ヒューマンエラーというと、特定の1人が間違って起こしたことと捉えがち
ですが、必ずしもそうではありません。
仕事上でのヒューマンエラーで考えてみると、
ほとんどの場合、多くの人が何らかの形でチームをつくって仕事をしています。
ヒューマンエラーが起こる要因として、外的要因と内的要因があります。
パソコンや機械などの原因は外的要因になります。
一方、ヒューマンエラーを起こした当人の原因は内的要因になります。
また、同じチームで仕事をしている同僚や上司が、当人に対して、
問題を起こすようなきっかけをつくった場合、外的なソフト要因にあたります。
周囲の人が関わっている場合はほとんどがこのケースです。
この場合、当人だけが原因でヒューマンエラーを起こしたと捉えられてしまうと、
それに伴って外的なソフト要因が曖昧になり、隠されてしまうことが多いです。
重要なのは、個人に責任を追及することではなく、
何が原因でそのヒューマンエラーが起こったのか本質をつきとめて、
再発を防ぐことです。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。